きものを「着たい人」を「着る人」に。まるやま・京彩グループ

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着物をもっと楽しみたいあなたへ|選び方・お手入れ・着こなしの基本ガイド

2025.03.26

こんにちは!「着たい人を、着る人に」まるやま・京彩グループです。


「もっと着物が上手に着られるようになりたい」

「着付けを習い始めたけど、着物の種類や選び方がよくわからない」

そんな風に思ったことはありませんか?


このコラムでは、着付けを学びはじめた方、着物をもっと深く楽しみたい方に向けて、着物選び・お手入れ・着こなしの基本をわかりやすくご紹介します。


着物の種類やTPO、正しい保管方法、美しく見せる着こなしのコツまで、着物を「着る」だけでなく「楽しむ」ためのヒントが詰まっています。

教室でのレッスンと併せて、ぜひ参考にしてみてくださいね。


1.着物の選び方|種類とTPOで選ぶ楽しさ


フォーマル着物(結婚式や式典に)

  • 黒留袖:既婚女性の第一礼装。親族として出席する結婚式に。
  • 振袖:未婚女性の第一礼装。成人式や友人の結婚式におすすめ。
  • 訪問着/色留袖:絵羽模様が特徴で、パーティーやお宮参りに活躍。

カジュアル着物(街歩きや趣味の時間に)

  • 小紋:普段のお出かけや観劇に最適。初心者に人気。
  • 紬(つむぎ):風合いが柔らかく、旅行や日常使いにぴったり。
  • 浴衣/木綿着物:夏祭りや気軽な着物ライフの入り口に。

アンティーク着物の魅力

大正ロマンや昭和初期のデザインが魅力のアンティーク着物。個性的な柄や風合いを楽しめる反面、サイズや状態に注意が必要です。

レトロモダンな帯や小物と合わせれば、現代的にも着こなせます。



着付け教室で練習するときも、自分に合った「格」と「シーン」を意識した着物選びをしてみましょう。自然とコーディネートの幅が広がります。


2.シーンに合わせた着物選びのヒント


  • 結婚式:親族なら黒留袖、友人なら訪問着や振袖が定番。
  • お宮参り・七五三:主役を引き立てる控えめで上品な着物を。
  • 成人式・卒業式:個性を生かした振袖+袴コーデが人気。
  • 日常・街歩き:季節の柄を取り入れた小紋や木綿着物で、気軽に楽しんで。

レッスンで学んだ着付けを、こうした場面で実際に活かすと、ぐっと実践力が高まります。


3.着物のお手入れと保管の基本

着たあとは

  • 陰干しで湿気を飛ばし、軽くブラッシング
  • 汚れがある場合は、専門店に早めに相談を

保管方法

  • 湿気を防ぎ、たとう紙で包んで収納
  • 桐たんすが理想ですが、衣装ケース+除湿剤でもOK

お稽古で何度も着るうちに着物がくたびれてきた…という方も、お手入れを習慣にすれば長く美しく着られます。


4.着こなしのコツ|帯・小物・所作の力で“もっと素敵に”


着付けの完成度を上げるポイント

  • 衿の角度はすっきりと
  • 衣紋(えもん)は抜きすぎず、首筋に沿うように
  • おはしょりの長さやシワも整えて

レッスンでもよくあるポイントですが、鏡で横・後ろ姿をチェックする習慣をつけると、グッと洗練されます。


帯選びと結び方

  • 袋帯:フォーマルに。二重太鼓で格式を。
  • 名古屋帯:訪問着や小紋に。お太鼓結びが一般的。
  • 半幅帯:カジュアルに。文庫結びなどで軽やかに。

着付け教室では実際に手を動かして帯結びを練習できるので、YouTubeで見るだけより断然早く上達します。


小物でセンスを引き出す

帯揚げや帯締め、草履やバッグの色合わせで、コーディネートに深みが出ます。季節感のあるモチーフ(桜・紅葉など)や、レースやパールの装飾小物もおすすめ。


5.まとめ

着物をただ着られるようになるだけでなく、「どう選ぶか」「どう着こなすか」を知ることで、日々の着物ライフはもっと豊かになります。


まるやま・京彩グループでは、着物好きの皆さんがステキな着物ライフを送れるよう、お役立ち情報を発信していきます。


着物の選び方や着こなしについて、もっと詳しく知りたい方は、ぜひまるやま・京彩グループの着付け教室、無料体験レッスンにお越しください。


経験豊富なスタッフが、あなたにぴったりの着物選びをお手伝いします。