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着方レッスンコラム基本知識編

【2024年最新】入学式にふさわしい着物とは?母親向けおすすめ着物&着こなし術

2025.03.05

こんにちは! 「着たい人を、着る人に」 まるやま・京彩グループです。


お子様の入学式に着物で華を添えたいけれど、どんな着物を選べばいいのか迷っていませんか?

本記事では、訪問着・色無地・付け下げ・一つ紋の色無地など、入学式にふさわしい着物の選び方やコーディネート、色柄のポイント、着こなしのマナーを詳しく解説。

2024年の最新トレンドを踏まえ、着物姿で自信を持って参加できるよう、役立つ情報をお届けします。

1. 入学式に着物を選ぶメリット

お子様の入学式は大切な節目のイベントです。

フォーマルな服装で参加することで、祝福の気持ちを表し、自信を持って式典に臨むことができます。 中でも着物は華やかさと上品さを兼ね備え、格調高い装いを演出できる特別な選択肢です。

ぜひこの機会に、着物で入学式に参加する魅力を発見してみませんか?


特別感を演出できる

入学式のようなハレの日に着物を着ることで、普段とは違う特別な雰囲気を演出できます。写真映えも抜群なので、記念写真もより一層華やかになります。


フォーマルシーンにふさわしい格調高さを表現できる

着物は洋装とは異なる品格があり、厳粛な場にふさわしい装いです。華やかさと落ち着きを兼ね備え、TPOに合った上品な印象を与えます。


着物は日本の伝統文化

着物は日本の伝統文化の象徴であり、入学式という節目に着ることで、お子様にも文化の大切さを伝える機会になります。


体型カバー効果も期待できる

着物は体のラインを整え、気になる部分をカバーできます。洋服とは異なるシルエットで、より美しく見せる効果が期待できます。


他の母親と差をつけられる

着物は体のラインを整え、気になる部分をカバーできます。洋服とは異なるシルエットで、より美しく見せる効果が期待できます。


年齢を選ばない

着物は年齢を選ばず、幅広い世代の方に似合います。自分に合う色柄を選ぶことで、より魅力的な装いを楽しめます。


2. 入学式に着物で出席する際のマナー

入学式は、お子様にとって人生の大きな節目であり、ご家族にとっても大切な記念日です。晴れやかな場にふさわしい装いで参列したいものですが、着物で出席する際には、いくつかのマナーに気を配る必要があります。TPOをわきまえた着物選びと着こなしで、お子様の晴れの舞台に華を添えましょう。

2.1 着物選びのマナー

入学式のようなお祝いの席には、華やかさを演出できる着物を選びましょう。訪問着、付け下げ、色無地、一つ紋の色無地が適しています。小紋や紬などのカジュアルな着物は避けましょう。

  • 春らしい色や柄を選ぶ
  • 入学式には、春らしい明るい色や柄の着物がおすすめです。ピンク、水色、クリーム色、若草色などは、華やかで上品な印象を与えます。柄は、桜、梅、鶴、亀、蝶、鞠などの縁起の良い柄が適しています。

  • 素材を考慮する
  •  入学式は春先のまだ肌寒い時期に行われることが多いので、袷(あわせ)の着物が適しています。絹は上品で格式が高く、ポリエステル素材は手入れがしやすいです。

2.2 帯選びのマナー

  • 着物に合わせた格の高い帯を選ぶ
  • 訪問着や付け下げには袋帯や名古屋帯、色無地や一つ紋の色無地には袋帯が一般的です。

  • 帯揚げ・帯締めで華やかさをプラス
  • 着物や帯と調和する色を選び、金糸・銀糸やパールをあしらったデザインが上品で華やかです。

2.3 小物選びのマナー

  • 草履やバッグは上品なものを選ぶ
  • 着物や帯と色を調和させ、高さのある草履がフォーマル向きです。バッグは必要なものが入る適度なサイズを選びましょう。

  • 髪飾りは控えめに
  • 華やかすぎず、上品なデザインを選ぶのがポイントです。

2.4 その他

入学式には、お子様の名前が書かれた祝儀袋を持参しましょう。表書きは「入学祝」とし、水引は紅白の蝶結びを使用します。また、ストッキングは肌色か白のものを着用し、アクセサリーは控えめにしましょう。香水も控えめにし、周りの方に配慮しましょう。

3. 入学式におすすめの着物

お子様の入学式は、人生の節目となる大切なイベント。母親として、晴れやかな装いでお祝いしたいものです。入学式にふさわしい着物には、どのような種類があるのでしょうか。ここでは、訪問着、色無地、付け下げ、一つ紋の色無地といった代表的な着物について解説します。

3.1 訪問着 選び方・色・柄について

訪問着は、未婚既婚問わず着用できる着物で、入学式のようなお祝いの席に最適です。華やかな柄が特徴で、おめでたい雰囲気を演出できます。


入学式には、華やかでありつつも上品な印象の訪問着を選びましょう。 全体に柄がある絵羽模様の訪問着が一般的です。春らしいパステルカラーや、明るい色味の訪問着がおすすめです。 桜や梅、鶴、亀などの古典的なおめでたい柄や、淡いピンク、水色、クリーム色などの優しい色合いが人気です。


お子様の成長を願う気持ちを込めて、吉祥文様を選ぶのも良いでしょう。例えば、立涌(たてわく)は成長を、青海波(せいがいは)は未来永劫の平和を意味します。


3.2 色無地 選び方・色・柄について

色無地は、一色に染められた着物で、紋の数によって格が変化します。入学式には、紋のない色無地か、一つ紋の色無地が適しています。シンプルなデザインながらも、帯や小物で華やかさを演出できるのが魅力です。


入学式には、淡い色合いの色無地がおすすめです。素材は、綸子(りんず)や縮緬(ちりめん)など、光沢感のあるものが華やかさを添えます。 紋を入れる場合は、入学式のようなお祝いの席には一つ紋が適切です。


淡いピンク、水色、クリーム色、若草色、藤色などが人気です。上品で落ち着いた雰囲気を演出できます。また、入学式の季節に合わせて、桜色や若葉色を選ぶのもおすすめです。


3.3 付け下げ 選び方・色・柄について

付け下げは、訪問着と色無地の中間に位置する着物です。訪問着よりも柄が控えめで、色無地よりも華やかな印象です。入学式には、上品で華やかな付け下げがおすすめです。 訪問着ほど華やかではなく、色無地ほど地味でもない、程よい華やかさのある付け下げを選びましょう。


柄は、全体的に散りばめられたものや、裾模様のものなどがあります。入学式には、華やかさをプラスするために、金糸や銀糸が織り込まれた付け下げもおすすめです。 淡いピンク、水色、クリーム色、若草色などが人気です。柄は、花柄、流水柄、吉祥文様など、おめでたい雰囲気のものがおすすめです。


例えば、桜、梅、鶴、亀などは、入学式にふさわしい柄です。


3.4 一つ紋の色無地 選び方・色・柄について

一つ紋の色無地は、紋が入ることで色無地よりも格が上がり、入学式のようなフォーマルな場にふさわしい着物となります。 落ち着いた雰囲気の中にも華やかさがあり、上品な印象を与えます。


入学式には、淡い色合いで、光沢のある素材のものがおすすめです。 紋は、入学式のようなお祝いの席には、一つ紋が適しています。家紋を入れることで、よりフォーマルな印象になります。


淡いピンク、水色、クリーム色、若草色、藤色、灰色などが人気です。上品で落ち着いた雰囲気を演出できます。また、入学式の季節に合わせて、桜色や若葉色を選ぶのもおすすめです。 お子様の門出を祝う場にふさわしい、格調高い装いを演出できます。


4. 入学式にふさわしい着物の着こなし術

入学式という晴れやかな席で着物を美しく着こなすためには、着物選びだけでなく、帯や小物、立ち居振る舞いまで、全体のバランスを考えることが大切です。それぞれのポイントを押さえて、お子様の晴れの日に華を添えましょう。


4.1 帯の選び方と合わせ方

帯は着物の印象を大きく左右する重要な要素です。入学式には、華やかさを演出できる袋帯が一般的です。訪問着や付け下げには、格の高い袋帯を合わせるのがおすすめです。色無地には、袋帯だけでなく、ややカジュアルな名古屋帯を合わせることもできます。帯揚げや帯締めなどの小物も、着物や帯とのバランスを考えて選びましょう。金糸や銀糸の入った華やかなものがおすすめです。


  • 入学式におすすめの帯の種類
  • 袋帯:最も格の高い帯で、入学式に最適です。織りの袋帯や刺繍の袋帯など、華やかなデザインのものが多くあります。

    名古屋帯:袋帯よりもややカジュアルな帯ですが、色無地などに合わせることで上品な印象になります。九寸名古屋帯や八寸名古屋帯などがあります。


  • 帯結びの種類と選び方
  • お太鼓結び:入学式に最もふさわしい、定番の帯結びです。格調高く、上品な印象を与えます。

    変わり結び:華やかさを演出したい場合におすすめです。帯の柄を生かした結び方や、華やかな飾り結びなどがあります。ただし、あまり奇抜な結び方は避けるようにしましょう。

4.2 小物使いで華やかさをプラス

着物や帯の色と調和するものを選びつつ、入学式らしい華やかさをプラスしましょう。


帯揚げは、綸子や縮緬などの素材で、金糸や銀糸の入ったものがおすすめです。帯締めは、丸ぐけや平組など、帯揚げと調和するものを選びます。 草履は、バッグとセットになったものが便利です。エナメル素材や金銀の刺繍が施されたものが華やかさを演出します。


4.3立ち居振る舞い

美しい着こなしは、立ち居振る舞いにも表れます。背筋を伸ばし、内股にならないように注意しましょう。


椅子に座るときは、浅めに腰掛け、背もたれに寄りかからないようにします。裾を踏まないように、軽く持ち上げるように歩くことも大切です。 丁寧な所作を心がけることで、着物姿がより美しく映えます。



まるやま・京彩グループでは、着物好きの皆さんがステキな着物ライフを送れるよう、お役立ち情報を発信していきます。


着物の選び方や着こなしについて、もっと詳しく知りたい方は、ぜひまるやま・京彩グループの着付け教室、無料体験レッスンにお越しください。


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